紬の会 江戸編/博多編    ※終了いたしました

 

 

昨春、好評を頂戴した彩謡『鉢木』の東京と福岡での公演が決定いたしました。

彩謡は、能の素謡を、より分かりやすくお聴きいただけるように色々と彩ったもの。語り部を設定してストーリーを噛み砕きながら進行します。東京では『隅田川』に続き二回目、福岡では初めての公演となります。

 

『鉢木』の語り部は江戸落語の次代を担う噺家、柳家三三氏。武士道の人情噺とも言えるこの謡の名曲を、三三氏の話芸が盛り上げます。語りはもちろん、最明寺殿や諸侍、下人など様々な役を演じてくださいます。また京都創生座連中によるお囃子が話を彩ります。本編終了後にはトークの時間もございます。

 

 

──大雪の中、子細あって今は落ちぶれた常世の家に、一人の旅僧が宿を請う。暖をとってもらうために秘蔵の鉢植えまで火にくべるほどの歓待を受けた僧は、只人ではないと思い名を尋ねる。名乗った常世は、今はこのような身なりでも鎌倉に一大事あらばいちばんに馳せ参じるとの忠誠心を語る。後日、鎌倉より諸国の武士に招集がかかる。そして大勢の中から呼ばれた常世の前には......。

 

謡が難しいと思われている方にも、慣れ親しまれている方にもお楽しみ頂ける催しです。
皆様の多数の御来場、お待ち申し上げております。

 紬の会・江戸編thread-2  平成28年3月18日(金)

   場所/矢来能楽堂  東京都新宿区矢来町60 
   開演/午後7時(午後6時30分開場)
   料金/¥4,000(全席自由)

 

   後援/銀座もとじ

 

 紬の会・博多編thread-1  平成28年3月19日(土)

   場所/住吉神社能楽殿  福岡市博多区住吉3-1-51
   開演/午後4時(午後3時30分開場)
   料金/¥4,000(全席自由)

 

   後援/福岡市、福岡市教育委員会、西日本新聞社、Anny Group

   協賛/西日本新聞会館、太宰府天満宮、志賀海神社

 

  彩謡『鉢木(はちのき)』
    佐野源左衛門常世/片山 伸吾(能楽観世流シテ方)
    常世の妻・地謡/宇髙 徳成(能楽金剛流シテ方)
    地頭/豊嶋 晃嗣(能楽金剛流シテ方)

    語り、最明寺入道時頼etc./柳家 三三(噺家)

    尺八/岡田 道明(尺八家)
    三味線/杵屋 浩基(長唄・三味線方)
    小鼓/中村 寿慶(邦楽小鼓方)
    大鼓/谷口 正壽(能楽石井流大鼓方)

 

 

  主催/花習塾

  企画制作/花習塾、LOTUS

  

  お問い合わせ/花習塾事務局
     tel. & fax. : 075-494-6665
     mail : tsumugi@kashu-juku.com